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サンサンPJ総会に、150人。活動報告と今年の計画

壁画プロジェクト作品
壁画プロジェクト作品

1週間前の5/26に子どもSUNSUNプロジェクト総会がありました。3日前までは80人の申し込みしかなく100部資料があれば大丈夫だろうと思っていましたが、なんと来たのは150人! 資料不足の人には申し訳ないですが、たいへんうれしい状況でした。

第1部は「総会」。司会=矢野がサンサンPJ(子どもの貧困撃退円卓会議)についてを5分間でおさらいし、昨年の成果と課題を5分間でのべました。(※資料1)

 成果は、寄付850万円になったこと。清原地区で円卓会議が生まれ、子ども食堂キャラバンなど自治会・民生委員、地域の人などを巻き込んだ活動がうまれたこと。課題は、事業もボランティアも増えないこと(子ども食堂4増、学習支援1増、制服バンク1増)。問題は、個別の団体が自分たちのためだけに孤立して活動しており情報の共有を欠き地域のためになど広がりを作れなかったことでした。

 その後、助成金の贈呈をしました。「助成金申請書・兼ファンドレイジング計画書」を昨年出してもらった団体に対して、サンサンPJへの寄付総額を比例配分するしかけです(※資料2)。実行委員長が目録を渡し、すぐスピーチしました。(下記写真)

 その後今年の計画を話して、今年の「助成金申請書・兼FR計画書」のうちトピックの2団体に発表してもらいました。特にレインボーアートプロジェクトの林香君さんは体験の貧困を何とかするための「壁画プロジェクト」「色粘土でつくる焼き物プロジェクト」を子ども食堂や児童養護施設、児童館・・・に出前する。「ようこそ先生」アート版のようなものです。(写真2)

 第2部は湯浅誠さんの講演。地域的養護とはどういうものか、家庭だけでは煮詰まってしまう子育てを子ども食堂、居場所、(プチ)里親・・・でやっていこうよ、というのを自分の近況からお話いただきました。(写真上 詳細は後日)

 第3部は「シンポジウム」。20年間の社会的養護の足りないものを作ってきた歴史を振り返り、崩壊に瀕している地域的養護を、子ども食堂、学習支援、居場所で復活させるこれからの20年を考える内容でした。

 意外に盛り沢山の内容ですが「みんなでなくす子どもの貧困」というテーマは翻って、まちづくりになったり、地域おこしになったりするなーと思った内容でした。この部分も詳細は後日お知らせします。(やの)