
5/26サンサンPJ総会 第3部:地域的養護これまでの20年とこれからの20年
福田)私たちが自立援助ホームを始める前の25年前、児童養護は家庭か社会か、いわば0か100かの世界だった。「地域的養護」がこれからの時代のキーワードだと湯浅さんが言っていた。
曽根)昔の児童養護施設は、高校進学できる子どもが施設に残り、そうすることがかなわず就職した子どもは去っていく。手厚いケアが必要な子ほど離れていき、理不尽だと思った。
星)施設を出た子どもを自宅に居候させたことが「星の家」の始まり。子どもたちはゴロゴロしているし、悪いこともする。何とかしなきゃいけないと思った。
矢野)子どもと災害には寄付がいっぱい来る。「家庭の災害」を社会化しながら、みんなから支援を得ていく。こうした動きは社会福祉施設にはできない。 「居候の家のNPOを作って、みんなでやれば」と星さんにそそのかしていました。「早くやらないと死んじゃうよ」って(笑)
中野)貧困を語る際、経済に目を向けがちだが「関係性の貧困」も問題。福田さんの言う0と100の間に、沢山の子どもの困りごとがある。感覚論だが6割くらいは何かしらの問題を抱えていると思う。こうした若者がニートや引きこもりの予備軍になる。福祉とは違う立場で子ども・若者の支援をしてきた。
湯浅)この20年で自立援助ホームや子どもシェルターが増え、貧困をテーマに人と寄付が集まるようになった。次の20年は「インフラ」にしていく。ボランティアやコンビニが交通安全の見守りを当たり前にやっている。そんなイメージかな。(書き手:土崎)